食品安全情報blog過去記事

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AFSSA

くっつかないフライパン:消費者の疑問への回答

27 July 2009 http://www.afssa.fr/PM910055I0.htm フライパンなどのくっつかない加工をした台所用品は消費者の健康を脅かすか? 2007年に消費者団体が台所用品のくっつかない加工に使用されるパーフルオロオクタン酸(PFOA)の健康ハザードの可能性について…

フランスの食生活は10年前より良くなっているか?

10 July 2009 http://www.afssa.fr/PM9100Y4I0.htm 国民食品摂取調査INCAによれば、フランス人の食生活は良くなっているがまだ改善の余地はある。 INCA1が1998-1999年、INCA2が2005-2007年。 成人のアルコールと塩の摂取量が減ったこと、果物の摂取量が増え…

亜麻仁油 消費者保護のためのAFSSAの助言

2 July 2009 http://www.afssa.fr/PM910005I0.htm 亜麻仁油はオメガ3脂肪酸のαリノレン酸を多く含むため関心が高い。しかし自己酸化するという大きな問題点もある。 EU諸国ではよく使われているがフランスでは市販されていない。2006年にAFSSAは調味料や他の…

ミツバチのコロニーの死亡率と崩壊と虚弱さについての会議

http://www.afssa.fr/PM9100V4I0.htm 6月17日に会合を開催した。 発表要旨が掲載されている フランス語 農薬は結構調べられているが決定的なデータはなさそう。ミツバチに伝染性の病気が見つかってもマイナー品種であるため治療に使える薬がないという話も。

マウスバイオアッセイは最も消費者を保護するための試験であり続ける

12 June 2009 http://www.afssa.fr/PM9100U4I0.htm 欧州委員会は脂溶性海藻毒素のリスク管理プロトコール改定について検討中である。AFSSAの委託した研究で、マウスバイオアッセイが最も感受性が高い。

自閉症児のグルテン及びカゼイン除去食の有効性と安全性

http://www.afssa.fr/Documents/NUT-Ra-Autisme.pdf フランス語 対照群と比べて特に違いはない、但し除去食で生活するということは普通の食生活とは相当異なることに注意すべき、と結論しているようだ(フランス語なので自信なし)。

オーストリア研究に関するAFSSAの解析

April 2, 2009 http://www.afssa.fr/PM910064I0.htm 2005年にNK603xMON810トウモロコシの販売が認可された。AFSSAはこのトウモロコシについて非組換えの品種と同等であり人や動物にリスクとはならないと結論した。2008年11月にオーストリアのマウスへの生殖…

実験室での事故

Laboratory incident 30 March 2009 http://www.afssa.fr/PM910054I0.htm 2009年3月24日、AFSSAのMaisons-Alfortにある動物疾患と動物原性感染症の研究をしている実験室の管理区域で事故がおこった。これは炭疽菌の培養液の不完全な不活性化によるものである…

動物用医薬品 抗生物質の販売量

26 March 2009 http://www.afssa.fr/PM910034I0.htm 2007年フランスにおける抗生物質を含む動物用医薬品の販売のフォローアップ http://www.afssa.fr/Documents/ANMV-Ra-Antibiotiques2007.pdf 要約のみ英語 2007年のフランスの抗生物質販売量は1384.87トン…

ミツバチの健康:協調してコロニーサーベイランスを行うヨーロッパプロジェクト

Bee health: a European project to harmonise colony surveillance 18 March 2009 http://www.afssa.fr/PM910004I0.htm 英語 ミツバチのコロニーの死亡率や弱体化に関する情報を得るため、2008年にEFSAがAFSSAの要請により調査を行った。その結果調査方法が…

残留農薬監視機関(ORP)の2006-2008行動計画の結果報告会

http://www.afssa.fr/PM9100W3I0.htm 3月11-12日 ORPはヒトや環境への農薬の暴露影響を調べるために2004年に設立された機関。 詳細は以下から ORP http://www.observatoire-pesticides.gouv.fr/

ミツバチ:死亡原因を探る報告書

18.02.2009 http://www.afssa.fr/PM9100V3I0.htm 多くの先進国で授粉昆虫の減少が観察されている。80年代半ばから養蜂業界でミツバチの死亡が大きな問題となっている。原因は不明で矛盾する説がある。 そこでAFSSAは死因やリスク要因を見つけるための科学的…

食物アレルゲンと予防的表示

9 Feb 2009 http://www.afssa.fr/PM9100T3I0.htm 2005年からヨーロッパではアレルギー成分表示が導入されているが、アレルギー患者に過剰な警告となる「アレルゲンを使用している施設で作られています」「偶然アレルゲンが入っているかもしれない」「アレル…

アイルランド産汚染豚肉:消費者にリスクはない

10 December 2008 http://www.afssa.fr/PM9100N3I0.htm AFSSAはダイオキシンやダイオキシン様PCBを含むアイルランド産豚肉や豚肉製品のリスク評価を行った。 AFSSAの意見 http://www.afssa.fr/Documents/RCCP2008sa0386.pdf

食品中メラミン

December 2, 2008 http://www.afssa.fr/PM9100L3I0.htm 中国産食品のメラミンについて 前半はミルク及びミルク含有食品のメラミン汚染に関するこれまでの概要。 ヨーロッパでは2.5 mg/kgの規制値を設定し、これまでいくつかの製品からこの値を超えるメラミン…

Cruiserについて:AFSSAは市販後モニタリングの最初の結果を検討

November 19, 2008 http://www.afssa.fr/PM9100F3I0.htm モニタリング計画の最初のデータは先の意見を支持するものであった。最初のデータからは何ら警告信号は認められず、Cruiserの認可は更新される。 (Cruiserはthiomethoxamを有効成分とするネオニコチ…

ビスフェノールA、電子レンジで加熱する影響

13 November 2008 http://www.afssa.fr/PM9100C3I0.htm ビスフェノールAの毒性については各種国際機関による評価が行われ、多数の報告書が発表されている。2006年にはEFSAがTDIを0.05 mg/kg体重に設定した。乳児を含む消費者の暴露評価も行った。 この評価に…

AFSSA公報

Official Bulletin of the French Food Safety Agency (Afssa) 24 October 2008 http://www.afssa.fr/BulletinOfficiel/ AFSSAの意見や助言はこれまで公報として6ヶ月毎に紙で発行されていた。2008年11月29日の理事会においてオンラインの電子書式で発行され…

輸入品:ヨーロッパへの警告と助言

3 October 2008 http://www.afssa.fr/PM9100Y2I0.htm 10月3日にAFSSAが開催した輸入食品の安全性に関するシンポジウムの資料。 パワーポイント資料は英語 RASFFの紹介や ニュージーランドのシステム紹介 http://www.afssa.fr/Documents/Import1-7AMcKenzie.p…

食品毎の栄養成分オンライン提供

http://www.afssa.fr/TableCIQUAL/index.htm フランス語

エネルギードリンク

15 July 2008 http://www.afssa.fr/PM8100N2I0.htm 主にレッドブルについて。 2008年5月20日の意見にさらにBfRの情報が追加されている http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20080521#p3 http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20080501#p8

レッドブルと消費者

20 May 2008 http://www.afssa.fr/PM7100C1I0.htm エネルギードリンクはマーケティング用語で法的根拠はなく、栄養上の意味もない。通常エネルギードリンクにはタウリンやカフェイン、ガラナ、ニンジン、ビタミン類などが含まれる。 2001年以降AFSSAはレッド…

鉱物油汚染ヒマワリ油

13 May 2008 http://www.afssa.fr/PM710082I0.htm ウクライナ産ヒマワリ油に鉱物油が検出されたことを受けてAFSSAはフランスの消費者の暴露量と健康リスクを評価するよう依頼された。 最悪シナリオでの暴露量推定でも、摂取される鉱物油の量は最大耐用摂取量…

ビスフェノールAに関する4つの質問

7 may 2008 http://www.afssa.fr/PM710072I0.htm ・ビスフェノールAとは何か? プラスチックや樹脂を作るのに使われる化合物である。透明で硬いプラスチックであるポリカーボネートに使用されている。ポリカーボネートはリサイクル可能な飲料瓶や食品容器な…

食用色素と子どもの多動

April 15, 2008 http://www.afssa.fr/PM710032I0.htm EFSAがFSAの出資した子どもの多動と色素の関係についての研究について詳細な評価を行い、ADIを変更するには至らないと結論したことに関する背景説明。

健康エネルギードリンク:レッドブル

3 April 2008 http://www.afssa.fr/PM7100Y1I0.htm エネルギードリンク"boisson nerg tique"とは、激しい運動の際にエネルギーを摂りやすくするために特別に作られた飲料のことである。 一方健康エネルギードリンク"boisson nergisante"とは法的根拠のないマ…

PCBの科学的技術的支援

PCB scientific and technical support 6 February 2008 http://www.afssa.fr/PM6100L1I0.htm 2003年から、AFSSAはPCB汚染のある川の魚を食べることによる健康リスクに関する科学的技術的支援の要請をしばしば受けてきた。AFSSAの汚染物質専門委員会において…

フランスの食品摂取:INCA2全国個人食物摂取研究の最初の結果がPNNS会議で発表される

French food consumption: The first results of INCA2 National Individual Study of Food Consumption are revealed at the PNNS conference 12 December 2007 http://www.afssa.fr/PM610081I0.htm 5年に1回行われているフランス人の1年間の食事調査。 3-7…

クロルデコン:リスク評価と消費者保護

http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=42463&Pge=0&CCH=0000:26:4&cwSID=F90912EA3721428AB1CE59620658B010&AID=0 プレスリリース 17 Sep 2007 http://www.afssa.fr/ftp/afssa/42469-42470.pdf 2002年からAFSSAの専門家は1993年に使用禁止になったが環境中…

貝類:2007年8月23日時点での情報

http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=38259&Pge=0&CCH=070823185135:26:4&cwSID=0829B1126AC6416D92A42212252AFC79&AID=0 モニタリング方法と安全性について 一般論として脂溶性海洋性毒素については安全性を確保するにはマウスバイオアッセイが唯一の方法…