食品安全情報blog過去記事

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バルト海の魚は英国人にとって毒性がある

Baltic fish may be too toxic for Britain
Monday 24 January 2005
http://www.wwf.org.uk/news/n_0000001445.asp
WWFが1980年代後半から1990年代初期まで、毎年31kgのPCBがバルト海の魚に蓄積したという報告書を発表した。バルト海で採れる魚のうち脂肪分の多いもののいくつかはEUダイオキシン規制値を超えるとしている。またニシン中の臭素化難燃剤PBDEの量も大西洋よりバルト海で高い。バルト海は内海であるため水の交換が少なく、低温のため生物による分解も遅く、汚染された水が25-30年間とどまるため汚染物質が蓄積しやすい。この状況を改善するためEUのREACH規制(Registration, Evaluation and Authorisation of Chemicals)を強化すべきとしている。
WWFによる報告書
Clean Baltic within REACH?,
http://www.panda.org/downloads/toxics/balticreport.pdf



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