食品安全情報blog過去記事

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ECと専門家はSudan I汚染について話し合う

European Commission and national experts discuss Sudan 1 contamination
24 February 2005
http://europa.eu.int/comm/food/library/press013_en.pdf
ECと国の食品安全専門家は本日、工業用色素Sudan Iによるある種の食品の汚染について話し合いを行った。汚染物質作業委員会はFSAによる状況の説明を受けた。
健康及び消費者保護コミッショナーMarkos Kyprianouは、「2003年6月からEUはSudan色素の汚染のないことが確認された唐辛子製品のみについて輸入を認めている。また加盟国は市場にある製品の調査義務を負っている。このシステムの導入以降数百の汚染製品が見つかりリコールや廃棄が行われてきた。迅速警報システムも加盟国に情報を伝えるのに有効であった。2003年6月以前に輸入されていた古い唐辛子製品がまだ加工業者によって使われている可能性がある。最初の対策がとられてから18ヶ月以上も経つのに製造業者のなかにクリーンアップの義務を果たさないものがいることを残念に思う。もしこうした事態が続くのであれば加盟国は規制に従わせるための強制手段をとる。」と語った。
Sudan 赤は食品には使用が許可されていない色素で、IARCにより発ガン物質と分類されている。この物質は天然には食品中に含まれることはない。詳細は以下のURLで。