食品安全情報blog過去記事

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環境化学物質カクテルが精子の活動を抑制する

Environmental chemical cocktail may sabotage sperm
21-Jun-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-06/esfh-ecc062105.php
ヨーロッパヒト生殖発生学会(European Society of Human Reproduction and Embryology: http://www.eshre.com/)第21回年次会合でLynn Fraser教授が発表した。
大豆に含まれるゲニステイン・ホップに含まれる8-プレニルナリンゲニン・ノニルフェノールの混合物を精子に加えた時の受精能獲得(精子の頭部表面より糖蛋白被膜が変性あるいは除去される過程)に与える影響を調べた。3物質の混合物は単独の場合より低い濃度で精子を刺激することがわかった。また先体反応も誘発された。先体反応は精子卵子に到達したときに誘発される反応で、早すぎる反応誘発が不妊につながるとしている。特にヒト精子はマウスよりゲニステインへの反応性が高い。この反応のメカニズムは不明であるが、これら物質による精子のcAMPの増加が関与しているようだ。
*濃度の記載はない、実験系もよくわからない。
(Lynn Fraser教授は英国のマスコミで赤ちゃんが欲しかったら排卵期前後には大豆を食べるなと言っていて騒ぎになっているようだ)
BBCニュース
Avoiding soya 'may aid fertility'
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4115506.stm

他にこの学会からのニュースがいくつか