(2005.11.28)
http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=867
食品医薬品安全庁は最近発表した「キムチ安全管理総合対策」の一環として「わかりやすいキムチ製造マニュアル」を作成してキムチ製造業者と関連団体、全食品衛生行政機関に配布すると発表した。
このマニュアルは中・小規模キムチ製造業者がより安全で品質の高いキムチを生産するために簡単で実用的で自主的に採用できる方法を示すため、絵と漫画形式になっている。
食品医薬品安全庁はこのマニュアルを作成する過程で、国内キムチ製造業者技術者、キムチ専門家、キムチ専門機関、関係団体などの多様な人々の参加と検討を経て、現場の声と専門家の意見が反映されたものになっていると紹介している。
一方マニュアルの内容よりさらに重要なことはキムチ生産に現場で携わる人々の自発的・積極的な参加と実践の意志であることを強調し、マニュアルの利用と遵守を依頼した。
マニュアルの主な内容はキムチの定義・歴史・栄養価の紹介と安全なキムチ製造のための作業場・製造設備・衛生施設と設備管理の要領などである。
最近問題となった寄生虫卵と重金属などの汚染物質管理については、「原材料購入の際できるだけ産地で土・根・汚染した部分を取り除いた前処理された農産物を購入すること」、製造工程では原料に付着している可能性のある寄生虫卵を除去するために「洗浄の際にはできるだけシャワー機能のある自動洗浄装置を使用することを推奨し、手動で洗浄しなければならない場合には流水で一回洗浄・再洗浄・濯ぎなど3回以上洗浄すること」としている。
食品医薬品安全庁はこのマニュアルにある遵守事項は現在は法的義務ではないが、キムチの安全性に対する消費者の不信を払拭してキムチ宗主国としての地位回復とキムチの国際競争力向上のために是非守って欲しいと依頼した。
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BfR ドイツ