食品安全情報blog過去記事

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トランス脂肪低減化推進など子供食べ物安全対策政策ロードマップ用意

(2006.12.15)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1086&av_pg=1&service_gubun=&textfield=&keyfield=
食薬庁は2006年のモニタリングの結果、加工食品中トランス脂肪水準が2004-05年に比べて50%以上削減されたと発表した。
今年10月に国内で流通しているお菓子・ファストフードなど148種に対してトランス脂肪含量実態を調査した結果、製品100gあたりのトランス脂肪が平均で50%以上減少していた。ファストフードのうちチキン類については部分硬化油が植物性油脂に切り替えられ、低減化はほぼ完了している。
食薬庁は2004年以降、トランス脂肪低減化政策を積極的に遂行してきており、トランス脂肪が多い食品は子どもが好んで食べるものに多いことに着目して、国民の食品安全基準を子どもに合わせて2010年までにトランス脂肪含量を2005年の1/5(平均1%以下)に削減する目標を設定している。
最近食薬庁が高校生以下の子どもを持つ全国の父兄総1006人を対象にして行った子どもの食品安全に関する認識調査では、全回答者の82.4%が子どもの食べるものに高い関心を示した。一方で子どもの食品が安全だという回答は6.7%に過ぎず、54%は安全ではないと回答した。また子ども食品安全政策が必要だと回答したのは96%であった。
添付ファイルにトランス脂肪と意識調査結果及びロードマップのための公聴会の概要