食品安全情報blog過去記事

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カリフォルニア検事当局プレスリリース

KFCはProposition 65警告に従うことに合意
KFC Corp. Agrees to Comply with Proposition 65 Warnings
April 24, 2007
http://ag.ca.gov/newsalerts/release.php?id=1412&
火曜日にKFC社は、消費者を有害な物質に暴露する企業に「明確で適度な警告」を要求する1986年に合意された発議に従うことで合意した。
同社はカリフォルニアの消費者に対して、同社のフライドポテトやベイクドポテトに発ガン性があることが知られるアクリルアミドが含まれると警告することに合意した。アクリルアミドは食品中に高温で生じる副産物で、フレンチフライやポテトチップに高濃度含まれる。例えばフレンチフライやポテトチップ一食分で米国EPAの飲料水基準の82倍以上のアクリルアミドが含まれる。
詳細な警告文書の文言やサイズなどは以下に示されている
http://ag.ca.gov/cms_pdfs/press/2007-04-24_KFC_docs.pdf

例えばこんな感じ
「警告:フレンチフライやポテトチップなどの揚げたジャガイモは、カリフォルニア州がガンを誘発するとしているアクリルアミドを含む。この物質は我々が食品に添加したものではなく、ある種の食品が焦げ色が付く時天然に生じる。それは全てのレストランで、他の企業でも、あなたが家庭でジャガイモを焼いたり揚げたりする時でも生じる。多くの企業が食品中のアクリルアミドを削減する方法を探しているがまだ見つかっていない。トーストやシリアルやコーヒーなどの他の多くの食品もアクリルアミドを含むが一般的にフライドポテトより少ない。あなたの発ガンリスクは多様な要因で左右される。FDAは全粒粉シリアルや野菜や果物の多様な食品を食べ続けることを推奨している。FDAはベークドポテトやフライドポテトを食べるのを止めるようにとは言っていない。さらなる情報はFDAのウェブサイトで。」