食品安全情報blog過去記事

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EPAのダイオキシン毒性リスクモデルは科学ではない

EPA Model of Dioxin Toxicity Risk Lacks Science
May 1, 2007
Krystal Wilson
http://www.acsh.org/factsfears/newsID.957/news_detail.asp
アメリカでは毎日1500人がガンで死亡し、EPAは発ガン物質を正しく分類していると考えるかもしれない。不幸なことにEPAダイオキシンをヒト発ガン物質と分類したことは正しくない。EPAは高用量でラットにガンを誘発するものを発ガン物質に分類するという原則に基づいてダイオキシンをヒト発ガン物質に分類した。ラットが与えられた量はヒトが環境中で暴露される量の百万倍にもなる。EPAの方法は無意味である。ACSHはEPAの基本原則に反対してきた。我々はEPAダイオキシンの発ガン性の強さについての公聴会を開催するよう要請してきた。我々が暴露されている量のダイオキシンの作用は高用量を与えられたラットでの発ガン性に関連しない。
米国裁判所に提出した意見陳述書の要約(以下)にEPAダイオキシン評価への反対を示す
http://www.acsh.org/docLib/20070501_Amicusbrief.pdf


Hercules Incorporated 社が1960年代から1970年代にエージェントオレンジの成分として除草剤を製造しており、その中に副産物としてダイオキシンが含まれていた。工場跡地のクリーンアップの費用を巡って裁判が行われている。
以下この意見に賛成する科学者の名前が30人程度リストアップされている。