食品安全情報blog過去記事

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勧奨規格運営体系こんなに変わる - 運営体系変更で食品安全と国民の知る権利を同時に満たす

 ( 2007.05.29)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1209
食品医薬品安全庁は基準未整備有害物質管理のため運営している現行の勧奨規格制度を改編して、規格超過製品の情報公開・自主回収確認手続きなどの内容を強化した制度を施行すると発表した。
勧奨規格は、基準がまだ設定されていない有害物質を管理して消費者を保護し企業に安全な製品を生産するよう誘導するため2006年6月から施行している制度である。
これまで47件の国内流通及び輸入食品について、サカザキ菌など18の勧奨規格項目を検査し、サカザキ菌やベンゾピレンアフラトキシンなど有害性の高い項目については自主回収措置をとってきた。
しかし勧奨規格には超過製品の情報公開や回収手続きの法的根拠が不足していたため、製品回収に困難をきたすことがあった。そこで全面的に改編した案を提出した。
改編勧奨規格運営法案は、
・対象となる物質を立案予告段階にある物質を中心に調整し(別添1)、検査結果はKFDAホームページに迅速に公開することを原則にする。
・勧奨規格超過製品については該当ロットの前後を全て追加検査して問題点を検証し、ベンゾピレンアフラトキシンB1・カドミウムなどの有害性の高いものについては自主回収しそれを徹底的に現場確認するよう事後管理を強化した。
添付:‘07年度勧奨規格運営対象物質