食品安全情報blog過去記事

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HIV否定論者たちがオンラインで誤報をひろめている−影響は致命的である

HIV denialists spread misinformation online -- consequences could be deadly; and more
20-Aug-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-08/plos-hds081707.php
インターネットはHIV否定論者たちが間違った考えを広めるのに便利なメディアであり、それは公衆衛生に破壊的影響を与える可能性がある。PLoS Medicineの政策文書で科学者たちが述べている。
HIVウイルスが同定されて23年経つのに未だに否定論者たちがAIDSの原因がHIVであることを否定しているのは驚くべきことである。インターネットにより"Reappraising AIDS" のようなHIV否定論者団体は嘘を広めるキャンペーンを再燃させている。
科学者の間ではHIVがAIDSの原因であることは共通認識となっている。否定論者たちは主流の科学者は信用できないと主張したり一般的な科学的権威を否定したりしてこの共通認識を否定する。
インターネットにある新しい否定論の多くは権威や医学や科学団体への基本的不信を基本としている。主流の医療を信じないことから多くのHIV否定論者は証明されていない「代替療法」を探す。
一般人の多くはこれら団体による主張を批判できるだけの科学的バックグランドを持たない。HIV否定論者たちが広める誤報を信じる人たちはHIV感染のリスクが高くなり、既にに感染している人たちは効果のない治療法を探すことになる。
オープンアクセス
HIV Denial in the Internet Era
Smith TC, Novella SP (2007) HIV Denial in the Internet Era. PLoS Med 4(8): e256 doi:10.1371/journal.pmed.0040256
http://medicine.plosjournals.org/perlserv/?request=get-document&doi=10.1371/journal.pmed.0040256