食品安全情報blog過去記事

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William Rea医師への懲戒請求

Quackwatchの裁判ウォッチから
Disciplinary Action against William Rea, M.D.
September 16, 2007更新
http://www.casewatch.org/board/med/rea/complaint.shtml
テキサス州ダラスで環境健康センターを運営しているWilliam J. Rea医師が、医師免許を取り消されるかもしれない懲戒処分請求に直面している。テキサス州医事当局が彼を以下の罪で懲戒請求した。(a)疑似科学的検査法を用いた。
(b)正確な診断を行わなかった。(c)「無意味な」治療を行った。(d)彼の治療法が根拠がないという情報を患者に提供しなかった。(e)彼が訓練を受けていない分野の治療を行った。(f)米国内科医認定機関が認めていないのに自分は認定された医師であると称していた。Reaは、科学界では認められていない他種類化学物質過敏症(MCS、化学物質過敏症)の宣伝者として有名である。
電磁波過敏症も宣伝している)
以下訴状
テキサス州医事当局がReaの医師法違反の情報を受け取り、調査の結果違反が認められたので2007年8月24日、訴えた。
例えば臨床上の意義が認められていない単一ヌクレオチド多型(SNPs)を調べて「異常」としたり、シングルフォトン放射トモグラフィー(SPECT)により「神経認知疾患」と診断したり、存在しない「神経伝達物質アレルギー」や「淡水藻類アレルギー」を皮膚テストで診断したり、毛髪ミネラル検査など科学的根拠のない検査を行っていた。こうした非科学的検査の結果、患者は自分が罹患していない病気になっていると信じるようになった。そして医学的に効果が認められていないサプリメントやサウナやその他いろいろな「治療」を受けさせられていた。
5人の患者の具体的例がイニシャルで記載されている。かなりひどい。
正常の検査結果に対して「異常」と診断していろいろな治療をされていたり。
神経伝達物質アレルギー」という診断をしてアセチルコリンドパミンノルアドレナリンセロトニンヒスタミンなどを脱感作療法の「抗原」として注射していたり。
(法的手続き関係の専門用語はよくわからないので信用しないように。原文を確認して下さい。
ヒスタミンなんかで皮膚テストしたら腫れるに決まってる。それでヒスタミンに反応しました、ヒスタミンアレルギーです、って診断する?神経伝達物質のような人体に必須の物質に対してアレルギーがあるというならその人はもう生きていけないはず。
William Reaは日本でもこんなところ (ttp://news-sv.aij.or.jp/iapoc/01international.htm )で話している。主催は化学物質過敏症プロモーションのいつものメンバー。
北里研究所病院臨床環境医学センターはダラスのReaの施設を参考にして作られています」だって。 ttp://www.tsuji-a.com/aehf/ind_aehf.html)