食品安全情報blog過去記事

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FDAは消費者にイヌ用チキンジャーキーについて警告

FDA Cautions Consumers about Chicken Jerky Products for Dogs
September 26, 2007
http://www.fda.gov/cvm/CVM_Updates/Chknjerky.htm
FDAはチキンジャーキー(別名チキンテンダー、チキンストリップ又はおやつ)とイヌの病気の関連の可能性について消費者に注意を呼びかける。FDAは95匹以上のイヌの関与する70件以上のチキンジャーキーによるイヌの病気についての情報を受け取っている。
これまでFDAは報告された病気の原因を特定できていない。FDA化学分析及び微生物分析を行ったが汚染は検出されなかった。報告された症例の多くはチキンジャーキー以外が原因かもしれない。
さらにFDAは動物病院からチキンジャーキーによる消化管疾患(嘔吐・下痢・血便)と考えられる報告を受け取っている。
FDAは消費者に対し、イヌにチキンジャーキーを与えた場合は食欲減退や運動量の低下、水を多く飲む等の病気の兆候がないかどうか観察するよう助言する。病気の兆候は食後数時間から数日で現れる可能性がある。症状がひどいときや続くときは獣医師に相談すること。
チキンおやつはバランスの取れた食事の代わりになるものではなく、たまに、少量のみ与えるべきである。
FDAはこの問題について調査を継続する。