食品安全情報blog過去記事

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チョコレートやワインで頭痛にならないための新しい検査法

New test could help consumers avoid surprise headaches from chocolate, wine
1-Oct-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-10/acs-ntc100107.php
カリフォルニアの研究者らが、赤ワインやチーズやチョコレートやその他の古い又は発酵食品を食べた後に突然頭痛になることを避けることのできる簡単な検査法を報告した。
この検査は、天然に食品中に存在して感受性の高い人々に頭痛や高血圧などのいろいろな症状を誘発する生体アミンと呼ばれる物質を検出するものである。
既存の生体アミンの検査は高価な機器を使って数時間かかるものであるが、 Analytical Chemistryの11月1日号に発表された方法は5分以内に結果がわかるポータブルマイクロチップキャピラリー電気泳動と呼ばれる技術である。一部の食品には生体アミンが多く含まれるが、表示されているわけではないので消費者にはわからない。