食品安全情報blog過去記事

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クリームパンのトランス脂肪含量が高い

Cream-filled breads high in trans fats
October 15, 2007
http://www.news.gov.hk/en/category/healthandcommunity/071015/txt/071015en05001.htm
刻んだココナツのかかったクリームパンは人気がある食べ物であるが、トランス脂肪含量が高いため食べる量を減らすべきである。
食品安全センターと消費者協議会による調査の結果、刻んだココナツのかかったクリームパン2つに、95g中1.3g及び83g中1.5gのトランス脂肪が含まれることがわかった。この量はWHOの推奨する1日のトランス脂肪摂取量の70%にもなる。 (1日2000Calで計算)
調査結果では全体としてパンのトランス脂肪含量は0-1.8g/100gであり、エッグタルトやチキンパイ(0.12g から 0.82g/100g)、フライド食品(0.034gから2.4g/100g)でも同様にばらつきがあった。マーガリンについては0.12gから4.2g/100gとかなり違っていた。バターについては3.5g/100gであった。
またフライドポテトやフライドチキンについては飽和脂肪含量が多いこともわかった。これらを一回分食べただけでWHO/FAOの推奨する飽和脂肪摂取量の70%になる。