食品安全情報blog過去記事

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CPSCはおもちゃ安全のABCを提供

CPSC Delivers the ABC’s of Toy Safety
November 20, 2007
http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml08/08086.html
ホリデーシーズンに完璧なおもちゃを贈るために、CPSCは安全な商品の購入を強調する。
おもちゃの安全に関するABCを知ることが楽しい休日をもたらす。
ABCはAwareness Benefits Consumers(知ることが消費者の利益となる)。
おもちゃによる死亡の最大の原因はおもちゃの部品による窒息と誤嚥である。
2007年にCPSCは2500万製品以上61件のリコールを発表している。
・ 乗るおもちゃ スケートボードインラインスケートなどは死亡事故につながることがある。ヘルメットや安全ギアはサイズのあったものを
・ 小さい部品 3才以下の子どもには小さい部品のあるおもちゃを避ける
・ 磁石 6才以下の子どもには磁石のついたおもちゃを避ける
・ 発射するおもちゃ ロケットやダーツなどは大きい子向けである。
・ 充電器やアダプター 充電は大人の監督下に行うこと
・ ラベルを読む おもちゃの表示は良く読む
・ 年齢に応じたおもちゃを選ぶ
・ 8才以下の子どもには鋭利な部分のあるおもちゃは避ける
・ おもちゃを開けたら、プラスチック包装材はすぐ捨てる
・ 大きい子のおもちゃに小さい子は触らせない
・ 充電の警告に注意。一部の充電器には過充電防止機能がない


おもちゃについては米国の市民団体環境と健康センターが、たくさんの子ども用品から基準値を超える鉛が検出されたとプレスリリースを行ってメディアが報道している。
Massive Amounts of Lead Discovered in More Children’s Products
http://www.cehca.org/press-releases/eliminating-toxics/massive-amounts-of-lead-discovered-in-more-childrens-products/
ただしこの団体は「鉛塗料」の基準値をビニル製品全体で測定した値に当てはめているので要注意。
製品は雨合羽やリュックサックなど。剥がれて口に入る可能性のある塗料と違って、多分食べないであろう。