食品安全情報blog過去記事

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開始から1年、カナダの化学物質管理計画は軌道に乗り成果を挙げている

One year after launch, Canada's Chemicals Management Plan is on track and delivering results
November 20, 2007
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/2007/2007_163_e.html
全国子どもデーを記念し、さらに12月8日の化学物質管理計画1周年を間近にして、保健大臣と環境大臣はカナダ人の健康と環境を守るための重要な二つの段階について発表した。
1年前に定めたとおり、製造業者や企業での使用者は優先順位の高い化学物質に関する情報を3ヶ月毎に環境カナダとヘルスカナダに提出している。最新のデータは11月17日に提出された。これらの情報はカナダ人の健康と環境を保護するために使用される。
さらにカナダ政府は本日、妊娠女性とその子どもの環境中化学物質に関する過去最大規模の研究に390万ドルを出資することを決定した。この研究は環境化学物質の母子研究Maternal-Infant Research on Environmental Chemicals(MIREC)と呼ばれ、約2000人の女性を妊娠初期から出産後8週までフォローするものである。この研究成果は価値のあるベースライン情報となるであろう。
MIRECの詳細については以下
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/2007/2007_163-bk_e.html
2012年に結果が出る。
これは今年初めに開始された6才から79才のカナダ人5000人を対象にしたカナダ人健康調査Canadian Health Measures Surveyを補完するものである。いずれの調査でも鉛・水銀・カドミウムマンガンヒ素・フタル酸類・臭素化難燃材・コチニン・ビスフェノールA・パーフルオロ化合物などを測定する。