食品安全情報blog過去記事

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オンタリオ州Port Hopeのウラン濃度

Statement
Uranium Concentrations in Port Hope, Ontario
2007-12-05
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/2007/2007_167_e.html
1930年代初頭からオンタリオ州Port Hopeでウランの精製が行われている。 2007年にポートホープ地域健康懸念委員会(PHCHCC)がこの地域に住む住民の被爆の程度を評価するため検体を採取して分析を行った。ヘルスカナダはこの研究の結果を解析し、ポートホープ住民9人のウラン濃度は自然の被爆の範囲以内で健康上害はないことを示している。この解釈はPHCHCCとは異なる。
PHCHCCの調査結果はヘルスカナダのウラン濃度モニタリング調査結果と一致しており、いずれもカナダの他の地域で見られる天然レベルの範囲以内である。
ウランの暴露による健康影響は腎障害である。これは高濃度でのみ見られ、ポートホープで検出あれているレベルの数百から数千倍である。


PHCHCC
http://www.porthopehealthconcerns.com/
(基本的に反原子力の団体)