食品安全情報blog過去記事

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アランブラキアAllanblackia種子油(オトギリソウ科)の黄色脂肪及びクリームベースのスプレッドへの使用に関する NDAパネルの意見

Opinion of the Scientific Panel on Dietetic Products, Nutrition and Allergies on a request from the Commission related to the safety of Allanblackia seed oil for use in yellow fat and cream based spreads
21/12/2007
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178674159071.htm
アランブラキア種子油はアランブラキア(A. floribunda 及びA. stuhlmannii)の木の実から得られる油で通常の方法で精製され、食用油の品質基準は満たしている。この油は室温で半固形であり、ステアリン酸オレイン酸ステアリン酸(SOS)及びステアリン酸オレイン酸オレイン酸(SOO)トリグリセリド含量が高い。このため硬質原料油に適している。マーガリンやスプレッドの摂取量データから、それらが20%アランブラキア油含有製品に置換されたと仮定して摂取量を推定するとドイツでは95パーセンタイルで約8g/日となる。アランブラキア油に遺伝毒性があるという証拠はなく、20%アランブラキア油含有製品に毒性学的に意味のある影響はない。