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食品用木御箸(割り箸)に対する安全管理基準強化

(容器包装チーム 2008.01.09)
http://kfda.korea.kr/kfda/jsp/kfda1_branch.jsp?_action=news_view&_property=p_sec_1&_id=155273841&currPage=1&_category=
食品医薬品安全庁は日常生活でたくさん使われている食品用木製箸に対する安全管理方案に木製箸の基準・規格を強化する内容の「器具及び容器・包装の基準及び規格」を改訂・告示したと 9日発表した。
主な内容は木製箸1膳あたり二酸化硫黄12 mg以下、オルトフェニルフェノール6.7mg以下、チアベンダゾール1.7 mg以下、イマザリル0.5mg以下などの溶出規格を新設した。
食薬庁は最近輸入されている一部の食用箸には、製造工程で原料の木材の乾燥不十分や高温での船積みによりカビが発生しやすいため防かび剤を使用したり亜硫酸塩累に浸漬する場合があり安全管理のためにこれら二酸化硫黄や防かび剤の溶出規格を新設したと説明している。
今後国内に輸入される又は製造される木製箸はこれらの基準規格に則ったものだけが流通するよう安全管理が強化される。
食薬庁関係者は、今回の改定で昨年マスコミ報道などによりかき立てられた消費者の木製箸の安全性に関する懸念は払拭されるだろうと述べている。