食品安全情報blog過去記事

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セミナー ピーナッツアレルギー

Seminar
Peanut allergy
A Wesley Burks
The Lancet 2008; 371:1538-1546
ピーナッツアレルギーは特に先進国で重要な健康上の問題である。近年の増加の原因はよくわかっていない。ピーナッツアレルギーの重大な健康影響から、疑われる患者は十分評価し、常にエピネフリン抗ヒスタミン剤を持ち歩くなど緊急時の対応を準備する必要がある。患者や家族には初期のアレルギー反応の症状やピーナッツアレルゲンの避け方について十分な教育が必要である。重症の反応は直ちにエピネフリン筋注などの処置が必要である。そのような反応を起こした患者は遅延型アレルギー反応のおこる可能性があるため4時間は観察が必要である。このセミナーではアレルギーの疫学、理論や予防、診断、管理、新しい治療法や予防法について解説する。