食品安全情報blog過去記事

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抗生物質を使わないで育てたブタは細菌や寄生虫を持っている可能性が高い

PIGS RAISED WITHOUT ANTIBIOTICS MORE LIKELY TO CARRY BACTERIA, PARASITES
11-Jun-2008
http://researchnews.osu.edu/archive/porkfarms.htm
抗生物質を使わずに生産された豚肉への消費者の要求が高まるにつれ、そうしたブタに食中毒と関連する細菌や寄生虫保有が増加している。
通常の飼育条件に比べて、戸外で抗生物質を使わずに育てたブタはサルモネラ(通常農法の39%に対し半分以上)、トキソプラズマ(1.1%に対し6.8%)、せん毛虫保有率が高い。
豚肉は適切に調理すれば(肉の内部の温度が華氏160度(71℃)以上)これらの生物によるヒト健康へのリスクはない。
ノースカロライナオハイオウィスコンシン抗生物質フリーブタ324頭と通常飼育ブタ292頭についての調査結果。Foodborne Pathogens and Diseaseの最新号に発表された。