食品安全情報blog過去記事

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英国の学校での健康的な食事政策関連

テレグラフから
学校食堂が崩壊の危機
School meal service in meltdown - claim
http://www.telegraph.co.uk/news/2181959/School-meal-service-in-meltdown---claim.html
食料品の値上げと健康的な学校給食を選ぶ子どもたちの急速な減少のダブルパンチで多くの学校の食堂が営業中止の危機に瀕している。
チャンネル4でのジェミー・オリバーによる学校給食改善キャンペーンで、学校の食堂では「健康的な」食事が提供されるようになり砂糖や脂肪の多い食品は禁止された。しかし「健康的な」メニューは子どもたちに敬遠され利用者が急速に減った。中学校では2006/07年の利用者は2年前に比べて17%減っている。


タイムスオンラインから
学校が健康的でないお弁当を持ってきたこどもの保護者に注意
School note for parents who give children unhealthy pack lunches
June 24, 2008
http://www.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/health/article4201035.ece
学校での健康的な食事を推進しているスクールフードトラストが学校の先生に対し学校の健康的な食事の方針に従わない保護者に警告文を送ることを求めている。
多くの学校では子どものランチにビスケットやポテトチップやチョコレートバーのようなものを持たせないよう要求している。理想的なランチは塩や砂糖や脂肪を加えないナッツや野菜や果物で、お弁当には少なくとも毎日野菜と果物1切れは入っているべきである、とガイドラインにはある。もしこどもがガイドラインに従わないお弁当を定期的に持ってくるようなら保護者を呼び出して話し合いをすべきである。
PTA連合会のスポークスマンはそのような方法ではうまくいかないだろうと言っている。


(健康的な食事を提供しようという話が現場に行くにつれていつのまにか菜食主義や何かに歪められているような。ゆで卵は脂肪分が多いからダメ、みたいな話になっている。育ち盛りの子どもたちに砂糖・ 塩分・脂肪抜きのお昼って?そりゃあ買い食いしたくもなるでしょうに。有名シェフの指針もお金をかけられなければファストフードに負けるレベルらしい。)