- Marisa Viegas医師が英国医師登録簿から削除
Casewatchから
Dr. Marisa Viegas Struck from Medical Register
August 21, 2008
http://www.casewatch.org/foreign/viegas/2008.shtml
ロンドンで10年以上「代替療法」を行っていたが、女性患者に対し、診断された病名を知っていたにも関わらず処方された医薬品を飲まないでホメオパシーのレメディを使うよう助言して患者が死亡した件で登録を抹消された。
(彼女の病院は漢方とアーユルベーダとホメオパシーをごちゃ混ぜにした「統合医療」で世界中から患者がくるほど大繁盛していた)
- はしか再び
ニューヨークタイムスの社説
Measles Returns
August 24, 2008
http://www.nytimes.com/2008/08/24/opinion/24sun2.html
米国で、保護者のワクチンへの間違った恐怖によるはしかの患者が急増している。現時点ではまだ数は少ないが増加している。多くの人々がかつて毎年何百人も死亡していたはしかの恐ろしさを忘れてしまった。効果的なワクチンの開発によりはしかは追放されつつあった。2000年には米国でははしかの根絶宣言が出された。最近は年に数件、主に海外からの輸入感染が報告されるだけであった。今年のアウトブレークのほとんどが海外からの旅行者や外国で感染してきた人を引き金にするものである。今年の注意すべき傾向は、一旦ウイルスが入ってくると以前より感染者が増えているようであるということである。患者はワクチンが危険だと恐れてワクチン接種を拒否している親の子どもたちで見られる。多くの人がワクチンが自閉症の原因だと恐れているが、それは完全に否定された説である。同様のワクチン接種拒否者によるアウトブレイクがイスラエル・スイス・オーストリア・英国でおこっている。米国ではまだワクチン接種率は高いが、専門家は摂取率の低下を心配している。はしかは極めて伝染性の高い病気であり、ワクチン摂取率が低下すると真っ先に感染が増える。ワクチンへの信頼が低下し続ければ他の病気も再興し、ワクチンによる有害性よりはるかに多くの害をもたらすであろう。
はしか再興に関しては報道がたくさん
http://news.google.co.jp/?ncl=1238847144&hl=en&topic=m
(ほとんどが根拠のない恐怖によりMMRワクチンを接種していない人たちを責めるような内容
根拠のない恐怖を煽ったのは誰だ、というのは不問なんだろうか
日本はそもそも論外なレベルではある)
オーストラリアではこんな記事も
ワクチンを拒否しているカップルは逃走中
Vaccine-denying couple still on run
August 25, 2008
http://news.theage.com.au/national/vaccinedenying-couple-still-on-run-20080825-41ox.html
生まれた赤ちゃんにB型肝炎ワクチンを接種することを拒否して逃走したシドニーのカップルを警察と福祉当局が追跡中。ニューサウスウェールズ地域福祉局はニューサウスウェールズ最高裁判所による赤ちゃんには月曜日までにワクチンを接種することという命令の期限延長を申請している。赤ちゃんの父親はファイナンシャルアドバイザーで、ワクチンに含まれるアルミが肝炎より悪いと信じていてワクチン接種を拒否している。赤ちゃんの母親は中国人で数年前にB型肝炎であると診断されている。