Behind the headlines
Energy drink warning
Wednesday September 24 2008
http://www.nhs.uk/news/2008/09September/Pages/Energydrinkwarning.aspx
「エネルギードリンクは缶にカフェインの警告が必要」というのがDaily Mailの見出しである。新聞は28のエネルギードリンクを調査し、その一部はコーラ1缶の14倍ものカフェインを含むことを報告している。若い人たちがカフェインの摂りすぎにならないようこれらの飲料には「健康警告」が必要だと医師らが警告している。
この報道はDrug and Alcohol Dependenceに発表された米国におけるエネルギードリンクの歴史と規制状況を解説したレビューに基づくもので、著者らは過去5年間にこれらの製品の売り上げが増加傾向であることや規制や依存性などの問題について検討している。この論文では直接カフェイン含量を測定していない。著者も述べているように、カフェイン含有飲料の摂取による毒性や依存性の問題についてはさらなる調査が必要であろう。
EurekAlert!（http://www.eurekalert.org/）では
Johns Hopkinsのカフェインの専門家がエネルギードリンクに警告表示を要求
Caffeine experts at Johns Hopkins call for warning labels for energy drinks
24-Sep-2008
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-09/jhmi-cea091808.php
12オンスのコーラのカフェイン含量は35 mg、6オンスのコーヒーは80-150 mg、エネルギードリンクの場合は50-500mg以上と多様である。
FDAはソフトドリンクのカフェイン含量については12オンスの缶あたり71 mgを超えないという基準値を設けているが、エネルギードリンクはダイエタリーサプリメントとして販売されているためこの規制が適用されない。
