食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

改変遺伝子が地元のトウモロコシに拡がっている

Modified genes spread to local maize
12 November 2008
http://www.nature.com/news/2008/081112/full/456149a.html
この知見は遺伝子組換え作物の議論を再燃させる
遺伝子組換えトウモロコシ由来の遺伝子がメキシコ中心地の在来種のトウモロコシから検出された。
2001年に23カ所から採取した検体中3検体から、2004年には2検体から組換え遺伝子が検出されたとElena lvarez-BuyllaらのチームがMolecular Ecologyに発表する。
メキシコは1998年にGMトウモロコシの栽培を非合法化した。しかし新聞報道によれば農家はGMトウモロコシを栽培し続けている。
メキシコでは種子を購入して栽培しているのはトウモロコシの約25%しかない。
ほとんどは時価採種である。従って組換え遺伝子が本当に在来種に組み込まれているかどうかは調査が必要である。