食品安全情報blog過去記事

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英国薬剤師会ニュースリリース:ニセ医薬品の危険性

Royal Pharmaceutical Society of Great Britain - News release: The dangers of faking it
24 March 2009
http://www.mhra.gov.uk/NewsCentre/CON041450
英国薬剤師会(RPSGB)とMHRAによれば、国際的にオンラインなどで販売される医薬品の量が増えるに従ってニセ医薬品の公衆衛生へのリスクは増加している。
ニセ医薬品とその危険性について一般に周知するため、RPSGBとMHRAは協力して新しい患者ガイドラインを作成し、今後2ヶ月以内に全ての薬局に届けられる。
患者グループと協力してわかりやすく読みやすいものにし、薬局は処方薬を患者に渡すときに薬袋に入れる。
この両面印刷されたはがきサイズのパンフレットは患者にニセ医薬品とは何か、どうすれば買わずに済むか、もし疑わしい場合にはどうすればよいかについての実際的助言を与える。片方には医薬品を買う最も安全な方法とその他のニセ医薬品の危険性について説明している。
RPSGBの業務部長Heidi Wrightは「ニセ医薬品は効果が無く、あなたを深刻な病気にすることがある」と述べている。医薬品は薬局かRPSGBの認証があるようなオンライン薬局などの信頼できるところから買うように。
MHRAの執行グループ長Mick Deatsは「MHRAは公衆衛生を脅かすものに対しては躊躇しない。信頼できないウェブサイトから医薬品を購入するのは相当なリスクがある。」と述べた。
RPSGBの医療従事者向けパンフレットは以下
http://www.rpsgb.org/pdfs/counterfeitmedsguid.pdf