食品安全情報blog過去記事

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子ども向け化粧品はアレルギー性のあるピーナッツ油を含むべきではない

20.05.2009
http://www.bfr.bund.de/cm/206/kosmetika_fuer_kinder_sollten_kein_allergie_ausloesendes_erdnussoel_enthalten.pdf
ピーナッツは食品の中では最もアレルギーの多いものに属する。微量でも極めて重大なアナフィラキシーショックなどを誘発しうる。ピーナッツオイルは柔軟作用があるため、フェイスクリームなどの化粧品にも使われる。しかしピーナッツオイルには加工方法に関わらずピーナッツ蛋白質が検出される。アレルギー反応を誘発する蛋白質量については信頼できるデータはないため、BfRは化粧品中のピーナッツオイルについて安全量を設定できない。従って化粧品中のピーナッツオイルは全て危険である可能性があると見なすべきである。子どもは、特に例えばおむつかぶれなどの皮膚に傷がある場合には自然のバリアが保たれないこともあり、激しいアレルギー反応を起こしやすい。従って子ども用化粧品にはピーナッツオイルを禁止することと、全てのピーナッツオイルを含む化粧品に表示を行うことを薦める。
(ピーナッツオイルマッサージってあるんだ。しかもベビーマッサージに使うだと!アレルギーについての注意無し。恐ろし)