食品安全情報blog過去記事

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経済危機が1日5単位を蝕む

Credit crunching 5 a day
Andrew Wadge
May 22nd 2009
http://www.fsascience.net/2009/05/22/credit_crunching_5_a_day
今週初めにいくつかの新聞が生鮮野菜果物の価格上昇についての報告書について報道していた。報告書によれば価格が高いせいで人々は冷凍ピザや出来合食品などのより安く健康的でない食品を購入することになると主張している。
確かにFSAは1日に少なくとも5単位の各種野菜や果物を食べるように薦めている−しかし必ずしも生鮮野菜果物でなければならないということはない。冷凍でも、缶詰めでも、乾燥でもジュースでもいい。貯金箱を壊さなくても1日に5単位摂る方法はたくさんある。いつも言っているように、健康的な食生活は高級スーパーマーケットで高価なものを買うということではない。実際地元の店舗でもっと安い野菜や果物が買えるだろう。
新鮮なものが欲しいなら季節のものを買うようにすれば安いだろう。
冷凍庫はとても便利だ。冷凍野菜や缶詰め野菜果物も安い。冷凍品の栄養素は生鮮野菜と同じくらい、時に多く含む。缶詰めは加熱の際にいくつかのビタミンが失われるが、バランスの取れた食生活全体から見れば大した問題ではない。
値段が上昇したことは、野菜や果物を食べない言い訳にはならない。
(日本でも健康的であることと高いモノを買うことは関係ない)