FDA Issues Final Regulation on Dental Amalgam
July 28, 2009
http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm173992.htm
FDAは歯の詰め物に使用される歯科用アマルガムとその成分である元素状水銀と粉末合金の分類に関する最終規則を発表した。元素状水銀は高濃度暴露により健康に有害な影響があるが、歯科用アマルガム詰め物から放出される量は患者に有害影響を与えるほど多くはない。
この規制では歯科用アマルガムをクラスII（中程度のリスク）に分類した。クラスIIに分類することによりFDAはこの医療用器具についてGMPなどの通常の規制に追加して安全性確保のための特別な規制を行うことができる。
FDAが歯科用アマルガムに対して執る特別な規制はガイドラインに含まれている。特に製品の表示には、水銀アレルギーのある患者に使用しないことと歯科用アマルガムを使用する技術者は適切な換気を行うことについての警告と、歯科用アマルガムの使用に関するリスクとベネフィットについての科学的根拠を提示することを求めている。
歯科用アマルガムの詳細については以下より
Dental Amalgam
http://www.fda.gov/MedicalDevices/ProductsandMedicalProcedures/DentalProducts/DentalAmalgam/default.htm
（使用禁止を主張する団体（Anti-mercury activist反水銀活動家と呼ばれている、こういうのhttp://www.toxicteeth.org/）を中心にずっと論争が続いていたのだけれど結局禁止にはしなかった。もともとごく微量。）
- ADAのプレスリリース
米国歯科医師会の声明：歯科用アマルガムについてのFDAの対応
American Dental Association Statement: Food and Drug Administration Action on Dental Amalgam
July 28, 2009
http://www.ada.org/public/media/releases/0907_release05.asp
ADAはFDAによる歯科用アマルガムの使用制限は行わないという決定に合意する。
