食品安全情報blog過去記事

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ロサンゼルスのファストフードレストランを無くしても肥満は減らないだろう

Los Angeles fast-food restaurant ban unlikely to cut obesity, study finds
6-Oct-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-10/rc-laf100109.php
新しいRANDの研究によれば、ロサンゼルス南部のファストフードチェーン店を制限しても食環境に大きな違いはなく住民の食生活や肥満の改善にはならないだろう。Health Affairsにオンライン発表された。
ロサンゼルス南部地域の人口あたりのファストフードチェーン店は他の地域より多くはなくむしろ他の小規模店のほうが多い。ロサンゼルス市議会は2008年8月にファストフード店の新規出店禁止を可決している。この規制はファストフード店が肥満の原因だという誤解に基づくもので実際にはファストフード店だけが問題ではない。