食品安全情報blog過去記事

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リスクとハザードの違いについてのコミュニケーションの評価

22.02.2010
Evaluation of Communication on the Differences between “Risk” and “Hazard”
http://www.bfr.bund.de/cm/238/evaluation_of_communication_on_the_differences_between_risk_and_hazard.pdf
最終報告書
英語版
PDF 84ページ
一般人対象に実験を行っている。一般のヒトはリスクとハザードを区別していない、しかし適切な情報を与えられれば違いを理解する兆候がある。
推奨される対応としては、できるだけハザードだけではなくリスクについての情報を伝えること、伝えたい相手によって内容は変わる、誤解を減らすために説明のための用語は一定のものを使う、不確実性をきちんと説明する、わかりやすいリスクとの大きさ比較を使う、など。
(日本では一般人の前に自称専門家から教育しないとダメかも。ハザードしか言わないヒト、多いよね。)