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ダイオキシンとPCBを含む川魚の摂取助言基準

23.02.2010
http://www.bfr.bund.de/cm/208/kriterien_fuer_verzehrsempfehlungen_bei_flussfischen_die_mit_dioxin_und_pcb_belastet_sind.pdf
ダイオキシンとPCBは主に脂肪の多い動物食品に由来する望ましくない汚染物質である。残留時間が長いことや毒性からできるだけ少ない方がよい。川魚のダイオキシンとPCBは市販されている場合8pg当量/gを超えることは滅多になく推奨摂取量(週に2回)では消費者は十分保護されている。
特定のリスクがある集団として川魚を釣る釣り人とその家族がある。彼らの食べるものは公的規制対象ではなく、基準値を超えるダイオキシンやPCBが含まれている可能性は排除できない。BfRはBMUからドイツでの食事摂取助言についてできるだけ統一した基準を要請された。BfRは釣り人とその家族についても一般の消費者と同じ保護レベルであるべきであると考える。