食品安全情報blog過去記事

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野生の川魚のダイオキシンとPCB

26.03.2010
http://www.bfr.bund.de/cm/208/belastung_von_wildlebenden_flussfischen_mit_dioxinen_und_pcb.pdf
BVLのデータをもとに健康リスクを評価した。川魚のうち最もダイオキシンおよびダイオキシン様PCB量が多いのはウナギで、ヨーロッパにおける最大基準値12 pg WHO-TEQ/gを超えるものが半分以上になる。ウナギを除けば9%が超過である。従ってダイオキシンやPCB濃度の高ものを大量に高頻度に食べるのは避けるべきである。しかしながらWHO-TEQが基準値以下の魚を食べていてもTWIを超過することはある。