食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

ソルビン酸に対して 

添加物基準課2010.04.07
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=3&seq=12025&cmd=v
国民にわかりやすい食品添加物 Q&A 提供 (III) -
食品医薬品安全庁は「食品添加物情報シリーズ(III)」で合成保存料の中で最も広く使われているソルビン酸をテーマに「分かりやすい食品添加物 Q&A」を紹介する。
ソルビン酸はかび•酵母•細菌など広範囲な微生物の発育を抑制して微生物による食品の変質を防止する食品添加物で、自然界にもブルーベリーなどベリー類に天然に含まれる物質である。
我が国を含めて CODEX、アメリカ、ヨーロッパ、日本など諸外国でも広く使われる。ソルビン酸についての安全性評価では、国際専門機関である JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会)では人体安全基準値である一日許容摂取量(ADI)を 「25mg/kg•bw/day」と設定しており、ADI 以内で食品から摂取した場合は安全であると評価された。
ソルビン酸は国内で認められている保存料の中で一番多く使われる保存料で、主に漬け物食品•干し肉類などのような製品に使われる。
ソルビン酸含有食品をADI(25 mg/kg•bw/day)に到逹する量を摂るとすると、 大人(体重60kg)の場合ソルビン酸を含む 50gの調味魚食品(ソルビン酸 269ppm 含有)は一日に 111袋になる。
現行食品等の表示基準ではソルビン酸を使った加工食品の包装紙には正式名称である 「ソルビン酸」、「ソルビン酸カリウム」または 「ソルビン酸カルシウム」と用途である 「合成保存料」を一緒に表示するように規定してある。
詳しい内容は食品医薬品安全庁ホームページ(www.kfda.go.kr) 食品添加物情報室で確認できる.<添付> 分かりやすいソルビン酸に関する Q&A