食品安全情報blog過去記事

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子供用風邪薬飲ませる時、苦いからといってチョコレート与えないで下さい!

危害情報課/消化系薬品課/新薬研究チーム 2010.04.01
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=3&seq=11975&cmd=v
相性があわない食品と医薬品
食品医薬品安全庁は風邪薬などを服用する時にはカフェインが多く含まれる食品を一緒に食べないように注意する
多くの風邪薬や複合痛み止めにはカフェインが含まれ、さらにチョコレート、コーヒー、 コーラなどを一緒に摂るとカフェイン過剰による動悸、不眠、めまいなどのような副作用が現われる可能性がある。
食品に含まれる成分が医薬品成分の吸収や代謝に影響することがある。
カフェインの他に牛乳や乳製品中のカルシウムがテトラサイクリンなど一部抗生物質の吸収を低下させたり果物のカリウムが一部の降圧剤と併用した場合に体内カリウム濃度が高くなる、グレープフルーツ(ジュース)が酵素活性を抑制して一部医薬品の血中濃度を高める、などが知られている。
さらに大部分の医薬品は食事と関係なく決まった間隔で服用すれば薬効を得ることができるが、一部のものは食事時間と医薬品服用時間を調節する必要がある。
食品医薬品安全庁は医薬品を服用する前に製品包装や添付されたマニュアルに記載した服用方法などを確認することを強調する。また食品医薬品安全庁ホームページ "オンライン服薬情報室(http://medication.kfda.go.kr)"から正しい医薬品使用法を提供している。<添付> 医薬品服用時注意が必要な食べ物例示