食品安全情報blog過去記事

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2008年アクリルアミドレベルの概要

Overview of acrylamide levels in 2008
18 May 2010
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/datex100518.htm
EFSAは2008年各種食品のアクリルアミド濃度調査の概要を発表した。この報告書は22のEU加盟国とノルウェーの提供した3400以上の結果に基づく。
最も平均濃度の高い食品群は大麦やチコリなどから作るコーヒー様飲料を含む「コーヒー代用品」であった。検査対象となった22の食品群のうち最も平均濃度が低かったのはその他パン製品であった。
全体として2007年の報告より2008年のほうが低いようであるが、全てがそうではなく、ポテトチップやインスタントコーヒーなど食品群によっては2008年の方が高い。
報告書は以下
Results on acrylamide levels in food from monitoring year 2008
http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/scdoc/1599.htm
平均値は
その他パン製品 23 microg/kg
コーヒー代用品 1124 microg/kg
ポテトチップは2007年が565、2008年が616 microg/kgなど