- カリフォルニア大学がNatureジャーナルの不買運動を検討
University of California Considers Boycott Against Nature Journals
June 9, 2010
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/06/university-of-california-conside.html?etoc
Natureがオンラインライセンス料金を2011年に400%値上げすると言ってきたことに抗議してカリフォルニア大学が不買運動を検討。
カリフォルニア大学はNature出版が現在の購読料4465ドルを17479ドルにしたいと言ってきたため研究者に投稿中止なども呼びかけると主張。一方Nature側は毎年の値上げ率は7%でしかなく、カリフォルニア大学が不当に値下げ要求をし続けてきたため現在88%のディスカウント価格になっているため値下げ率を50%近くにしたいと説明している。
カリフォルニア大学の手紙
http://libraries.ucsd.edu/collections/Nature_Faculty_Letter-June_2010.pdf
（強気だなぁ
でも雑誌の値段が毎年上がるのはどこの図書館にとっても頭の痛い問題。）
- がん研究詐欺裁判決着
Lawsuits Alleging Fraudulent Cancer Research Settled
June 9, 2010
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/06/lawsuits-alleging-fraudulent-can.html?etoc
前立腺がんの新しい診断法を開発したとするRobert Getzenbergとその所属していたピッツバーグ大学およびジョンズ・ホプキンス大学を、5年以上に渡り数百万ドル研究費をつぎ込んでコイントス同様の信頼性しかないバイオマーカーだったとOnconome Inc.社が訴えていた裁判が和解金不明で決着した。ピッツバーグ大学への訴訟は取り下げられた。Robert Getzenbergはジョンズ・ホプキンス大学で研究を継続する。詳細は不明。
