食品安全情報blog過去記事

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輸入‘調味カワハギポ(ポ:魚の身を調味料などと一緒に練って形を成形し乾燥した食べ物―翻訳者)’輸入・通関段階で放射線照射陽性、返送・廃棄措置

2010.06.09
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&page=safeinfo&mmid=327&seq=12504
食品医薬品安全庁は輸入•通関段階検査で放射線照射が認められていない乾燥調味カワハギ(Dried Seasoned File Fish)が放射線照射陽性と判定されたため返送または廃棄するように措置し、国内流通中の同一製造会社同一品目を暫定的に流通•販売中断措置して放射線照射の有無を確認中であると発表した。
今回暫定的に流通•販売中断された製品はベトナム BU HUNG CO. LTDなど 6社が製造し(株)兄弟食品(光州) など 20輸入業者社が輸入した3,192トンある。
※ 製造社 : BU HUNG CO.LTD、 NGOC HONG PRIVATE ENTERPRISE、 FUTCO. LTD、 SEO NAM CO.LTD、 HUY SON CO.LTD、TRUNG HAI FISHERIES CO., LTD
放射線の照射は微生物殺菌などの用途と安全性などを確認して物理的、 化学的、栄養学的変化がほとんどない水準で品目別に照射を承認しているが、表示して販売するように規定がある。 放射線照射食品は放射能汚染とは全く違い、安全に管理されているコバルト 60などから放出される光(エネルギー)を殺菌などの目的に使った食品のことで、そのエネルギーは食品を通過して熱エネルギーとして消滅するので放射線が残留することはない。