食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

脳卒中のリスク要因

Risk factors for stroke
Behind the headlines
Monday June 21 2010
http://www.nhs.uk/news/2010/06June/Pages/Risk-factors-for-stroke.aspx
Daily Mailが10のライフスタイルの選択と医学的状態がほとんどの脳卒中を説明すると報道した。80%が高血圧、喫煙、腹部脂肪、貧しい食生活、運動不足で引き起こされる。残り10%は糖尿病、過剰飲酒、ストレス、鬱、心疾患、アポリポタンパク質血中濃度が原因である。
この新聞報道は正確で、脳卒中のほとんどのリスク要因は自分で制御できるという重要な部分を協調している。言い方を変えると、リスクは変えることができる。
この研究は質の良い国際研究で、研究者らは将来この研究のいくつかの欠点はさらに1万人の脳卒中患者と対照を追加することで克服し、よりしっかりした結果と国毎の比較ができるようにすると言っている。彼らの結論「血圧を下げること、禁煙、運動と健康的な食生活の推進が世界の脳卒中負荷を相当下げることができるだろう」は理にかなっているようだ。
INTERSTROKE研究の紹介
個々の要因が全体のリスクにどれだけ寄与するかを示したPAFで示すと
51.8% - 高血圧 (自己申告または血圧 >160/90mmHg)
18.9% - 喫煙
26.5% - ウエストヒップ比
18.8% - 食事リスクスコア
28.5% - 定期的運動
5% - 糖尿病
3.8% - 飲酒
4.6% - 心理社会ストレス
5.2% - 鬱
6.7% - 心疾患
24.9% - ApoB とApoA 比(コレステロール濃度を反映)
(相互作用のある変数があるため合計で90%にはならない)