食品安全情報blog過去記事

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食物安全焦点

Food Safety Focus
S e p t e m b e r 2010*50th Issue
http://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/FSF50_2010-09-
15.pdf
香港の食品安全センターのニュースレター2010年9月号
中国で最近話題になった牛乳のホルモンとザリガニの横紋筋融解症の件が報告されて
いる
・牛乳の性ホルモン
乳児が牛乳を飲んで胸が大きくなったと報道された件については、牛乳とは関係がな
い。牛乳のホルモン濃度を測定した結果はすべて正常範囲内であった。乳児の胸が大
きくなることは時々あり、通常はやがて目立たなくなり正常に発育する。
・ザリガニと横紋筋融解症
23人はHaff病であると中国CDCが発表した。Haff病は水産物に含まれる同定されてい
ない耐熱性毒素による横紋筋融解症。メディアが報道していた「エビ洗い粉」という
のはシュウ酸が主成分で、これはザリガニの色を良くする作用もある。しかしシュウ
酸により横紋筋融解症がおこるという根拠はない。
(シュウ酸なら野菜や果物にも普通に含まれる。)