食品安全情報blog過去記事

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軟体類•甲殻類及び貝類重金属汚染実態調査実施 

食品管理課 2010.09.17
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=13147&cmd=v
食品医薬品安全庁は最近タコ•イカなど軟体類内臓のカドミウム検出と関連して国民の不安と関連業社及び漁民の被害が大きくなっているため短期間に集中的な調査を実施しその結果を速やかに発表する。
今度集中調査の主要内容は ○ 第一:集中調査対象を軟体類(タコ•イカ)に限らず、甲殻類及び貝類に拡大してカドミウム、鉛など重金属検査実施 ○ 第二:国産と輸入両方に十分な数を収去して検査結果が代表性を持つような検査実施 ○ 第三:重金属試験方法は内臓を含んだ全体、内臓を除いた部位そして内臓でそれぞれ区分する○ 第四:検査対象が広範囲なので まず 9.30まで軟体類と甲殻類の検査実施及び結果発表、その後10.5まで貝類に対する検査実施及び結果発表
食品医薬品安全庁は今回の重金属実態調査結果を土台に安全性に関する科学的立場を提示し、軟体類、甲殻類、貝類の正しい料理及び摂取ガイドライン、対象物品に対する試験検査方法の改善なども同時に発表する計画である。
また食品医薬品安全庁は最近部分的な調査や代表性が不足な形態の検査結果発表が国民を心配させ関連業社と生産者に風評被害が生じていることを考慮して、食品医薬品安全庁の総合検査結果発表があるまでは多くの機関または団体などで散発的に発表しないように協力を要請した。
参考として、食品医薬品安全庁は今回集中検査の対象となる品目については持続的な調査を行っており、これまでの結果では
・2001年と 2006年に国内流通ワタリガニなど甲殻類で鉛は不検出〜0.554ppm、 カドミウムは不検出〜0.042ppm。
・2009年 3月にたこ(26件)の鉛、カドミウム汚染実態をモニタリングした結果鉛は 0.002〜0.15ppm、カドミウムは 0.001〜0.9ppmが検出され基準値である 2.0ppm以下だった。
※現行試験検査法によって非可食部位である内臓部分を除いて検査した結果
また2010年 3月からワタリガニの鉛、カドミウム汚染実態をモニタリングしており、今回調査結果を総合して基準を設定する計画だと発表した。
(塩辛とかキムチで内臓もたくさん食べるので)