食品安全情報blog過去記事

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日本からの食品の安全性

Safety of food from Japan
http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2011/safetyoffoodfromjapa5110.cfm
FSANZは予防的対策として福島、群馬、茨城、栃木産の問題となっている全ての食品について制限命令を出した。この文脈での問題の食品とはミルクと乳製品、生鮮果物野菜、海藻、シーフード(生鮮及び冷凍)である。
FSANZはオーストラリアの消費者が日本産の食品中の放射能に暴露されるリスクは無視できる程度だという見解のままである。乳や乳製品、生鮮食品はオーストラリアには輸入されていないし海藻やシーフードの輸入量は極めて僅かである(それぞれ5.5と0.46%)。

  • 日本にいるオーストラリア人のための放射線に関する情報

Information on radiation for Australians in Japan
This Bulletin is current for Friday, 25 March 2011
http://www.smartraveller.gov.au/zw-cgi/view/TravelBulletins/?topic=Information_on_radiation_for_Australians_in_Japan
予防的措置として原子力発電所から80km圏内からの退避を薦める。
風向きは極めて複雑でARPANSAのモデルでは原子力発電所から上った噴煙は最初南東に向かい次に北に方向を変えて本土を通過する。金曜夜以降は風向きが変わり全ての噴煙は東の海に行くだろう。この間に放出された放射性物質は東京上空は通過しない。
またヨウ素錠剤は相当量の放射性ヨウ素に暴露された場合にのみ必要で、現在日本から帰ってきた、あるいは日本の避難地域外にいるヒトにはヨウ素錠剤の使用を検討する必要はない。
食品と水については日本当局の助言に従うように。
東京都が3月23日に乳児は摂取しないようにと助言した水道水についても12ヶ月以上のオーストラリア人には安全である。
(この情報は12時間毎に、必要であればもっと頻繁に、更新される)