食品安全情報blog過去記事

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日本の放射線は英国にリスクとはならない

Behind the headlines
Japanese radiation poses no risk to UK
30 Mar 2011
http://www.nhs.uk/news/2011/03March/Pages/japan-power-station-radiation-leak-uk.aspx
日本の福島原子力発電所の最近の事故により英国で痕跡量の放射性物質が検出された。一部のメディアがこれを危険な可能性があると示唆しているが、検出された量は極めて少ない。このような痕跡程度の放射性物質が届くことは英国の人々に健康リスクとはならない。
これらの大気中粒子からの放射能は我々が毎日自然に暴露されているバックグラウンドの外のない放射線レベルである通常レベルより遙かに低い。事態を監視しているHPAは、日本の発電所から英国に到達するであろう放射性物質の量は無視できるほど小さく、英国の人々に健康リスクはない、と述べている。英国で検出された放射性同位体はI-131で、速やかに崩壊するため何らかの事故があった後短時間しか見つけられない。これが検出されたということは日本から来たことを示唆する。今後数字から数週間放射性ヨウ素のレベルが上がるかもしれないが、それでも公衆衛生に害となる量より低いだろう。