Saving money and lives in cardiovascular disease prevention
4 April 2011
http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2011/cardiovascular_diseases_20110404/en/index.html
心血管系疾患の投薬を減らす
心血管系疾患予防戦略は伝統的に高血圧や高コレステロール、高血糖などの単一リスク要因を標的にしてきた。WHO紀要に発表された研究では同様の心臓発作や脳卒中予防効果をあげつつ投薬を減らす別のアプローチを提案している。この研究は各リスク要因を治療する典型的なアプローチと複数のリスク要因を持つヒトを優先的に治療する別のアプローチについてセイシェルで比較したものである。
40-64才の成人の60%には何らかの投薬基準に合致する単一リスク要因があるが、総リスクを評価する別のアプローチでは治療が必要なのはわずか5%だった。リスクの高い人達を集中的に治療することで不必要な投薬が削減でき医療費の節約にもなるだろう。
