食品安全情報blog過去記事

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実際の危険の大きさと認識する危険の大きさとの差?  - 危害要素別(化学的、 生物学的) 危害評価指針書用意 -  

2011-04-21
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155742952§ionId=p_sec_1&type=news&flComment=1&flReply=0
食品医薬品安全庁は韓国社会に存在する多くの危険物質に対して、科学的で合理的な評価により社会的に危険の大きさを正確に認識する必要性を感じている。これまでの5年間で遂行した食品、 生薬、化粧品などの有害性評価成果をもとに 『有害性評価指針』を発刊した。
これまで、各種危険物質が食品などから検出されると、実際の危険の大きさより過剰に危険だと認識されることが多かった。今回の指針では食品、化粧品、生薬など各分野で危険物質が発見された場合、体系的で迅速な有害性評価遂行のために正確な危険の大きさを把握する道案内になることを目標にしている。
この指針では有害性評価方法を大きく化学的有害性要素と生物学的有害要素に区分し、このうち化学的有害要素については意図的に使われた物質と非意図的に汚染した物質で区別するなどして10種類型で区分し、これに対する手続き及び方法を提示する。特に手続きを易しく理解できるようにフローチャートを作成した。例えばタコからカドミウムが検出されたときの有害性評価は 「非意図的汚染物質→非発がん性→危険性決定→暴露量評価→危害度決定」 などの段階に沿って類型 7に相当する。
食品医薬品安全庁は「国内の有害性評価指導機関として国際的水準の有害性評価専門性を確保するために持続的に努力する。 今度指針ではこれまでの成果を土台に有害性評価を初めて遂行する素人でもわかりやすく説明した。今後とも持続的なガイドラインの更新及び関連機関などにリスク評価教育を推進することで有害性評価中心機関としての役目を果たす」と述べた。
ガイドラインはアレアハングルファイル。