食品安全情報blog過去記事

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アレルゲンレビュー

Allergen Review
13 May 2011
http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/publications/allergenreview.cfm
FSANZはオーストラリアとニュージーランドにおける食物アレルゲンの規制について見直しを行っている。子どもの4-6%、成人の1-2%が食物アレルギーで、症状は極めて重大になりうる。極微量のアレルゲンでも反応を誘発する可能性があることから、厳密な表示をすることが最も適切なリスク管理の選択肢と考えられる。オーストラリアとニュージーランドでは2002年に表示義務が導入された。アレルゲンレビューでは、表示の情報や新しいアレルゲン、包装されていない食品などについての知見を提示した。将来の課題としては、アレルギーに関する化学助言委員会を作ること、ルーピンを表示するかどうか、表示状況のモニタリング計画、などが挙げられている。
Review of the regulatory management of food allergens
http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/Review%20of%20the%20Regulatory%20Management%20of%20Food%20Allergens-FSANZ%20Dec%202010.pdf