食品安全情報blog過去記事

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新生児死亡は減少したが世界の子どもの死亡に占める割合は高い

Newborn deaths decrease but account for higher share of global child deaths
30 August 2011
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2011/newborn_deaths_20110830/en/index.html
WHOとSave the Childrenは現時点で最も包括的な新生児死亡推定を発表し、新生児死亡削減のためのさらなる対応を要請
193か国の20年間をカバーする新しい研究がPLoS Medicineに発表された。1990年には460万人だった新生児死亡(生後4週以内の死亡)が2009年には330万人と減少しているものの5才以下の死亡の41%を占める。約99%が途上国。
Neonatal Mortality Levels for 193 Countries in 2009 with Trends since 1990: A Systematic Analysis of Progress, Projections, and Priorities
http://www.plosmedicine.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pmed.1001080
(日本のデータも入ってる。日本の新生児死亡率の低さは際だっているのだけれど、それは「自然」ではなく関係者の努力によるもの。)