食品安全情報blog過去記事

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放射線安全性

Radiation Safety
Page Last Updated: 09/02/2011
http://www.fda.gov/NewsEvents/PublicHealthFocus/ucm247403.htm
更新
8月31日現在、FDAの輸入調査官は24710件の野外放射性核種汚染調査を行った。FDAは1030検体の検査を行い、そのうち165件はシーフードである。1029検体からはI-131やCs-134、Cs-137などの問題になっている放射性核種は検出されなかった。1検体からセシウムが検出されたが介入レベル(Cs-134とCs-137は1200Bq/kg、I131は170 Bq/kg)より低く、公衆衛生上の懸念はない。エクセルのデータファイル提供。K-40は結構検出されている。検出されたものの数値の記載はないがジンジャーパウダーとのこと。
ついでに
消費者向け注意事項
消費者は以下の点に注意すべきである:
FDAに認可されていない製品が被ばくによる有害影響を予防したり治療したりできるという主張
・ヨウ化カリウムが認可された使用条件以外で効果があるという主張
・「科学的ブレークスルー」「新製品」「魔法の治療法」「秘密の成分」「古代の治療薬」といった用語を使った宣伝
・驚くべき効果があったとする医師や消費者の体験談
・「限定」や料金先払い
・リスクがない、効果がなければ返金します、という約束
・「簡単」という約束
・「ナチュラル」あるいは医薬品より副作用が少ないという主張。
・昆布や海藻が十分量のヨウ素を含むという主張。これらは承認されているヨウ化カリウムより遙かに少ないヨウ素しか含まない。FDAが放射性ヨウ素防護に効果があると認めている食品やサプリメントは存在しない。
一見専門的に見えるウェブサイトに騙されないように。