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青い魚、分かって召し上がればもっと良いです! - 食品医薬品安全庁、青い魚栄養及び安全情報提供

2011-10-21
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=16294&cmd=v
食品医薬品安全庁はさばなど魚の消費が増える秋を迎え、青い魚の正しい摂取のための栄養及び安全情報を提供する
背青魚はさば、さわら、さんま、かつお、まぐろなどが代表的で, これらの魚にはオメガ-3不飽和脂肪酸、ビタミン、無機質などがたくさん含まれ健康に役に立つ。
青い魚に多い栄養素は
DHAEPA などのようなオメガ-3 脂肪酸がは血中中性脂質及び血行改善効果と子どもの脳の発育に役立つ。
・ビタミンA, B2, D などのビタミンとセレンなどの無機質は子どもの成長発達及び免疫力維持に役立つ
・さばはビタミンA(40ug/100g) を含み、さんま(焼いたもの)はビタミンDが 16ug/100gと1日必要量の 3倍ほどを含む
・さわらはビタミン B2とナイアシンなどのビタミン及びカルシウム(24mg/100g) など無機質を含む。
妊婦などの摂取時注意事項は
・妊婦や乳児はまぐろや深海性魚類にメチル水銀を含む可能性があるので週 1回(100g) 以下にしたほうが良い.
・通風患者にはプリン(purine) 含量が高い青い魚は体内尿酸濃度が増えて通風が悪くなる可能性があるのでなるべく取らないほうが良い.
・ 新鮮ではない青魚はヒスタミン(histamine)を生成してアレルギーを起こす可能性があるので保管及び摂取に注意。ヒスタミンは加熱しても無くならないので新鮮ではない魚は食べない、保存時には冷蔵または冷凍状態で保管する。
背青の魚と一緒に食べることを薦める食べ物は豆腐
魚にはアミノ酸のうちフェニルアラニンが、豆腐にはメチオニンとリジンが不足しているが一緒に摂れば補完できる。また豆腐に含まれる鉄分は魚のビタミンDと結合して体内吸収率を高める。また大根はさばとよく合う食品である。
食品医薬品安全庁は今後とも毎月食品別栄養情報及び汚染可能有害物質情報を持続的に提供する計画である。
生活密着型食品別安全情報は食品医薬品安全庁ブログ(http://blog. daum.net/kfdazzang)( http://blog.naver.com/foodwindow)などで提供中。