食品安全情報blog過去記事

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生鮮作物の残留農薬調査の結果が発表された

Fresh produce residues study released
http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/fresh-produce-residues-study-released.htm
MAFによる生鮮未洗浄作物の残留農薬調査の結果、ほとんどの栽培者は農薬を推奨された方法で責任をもって使っていることが示された。検出された残留農薬による健康や食品の安全上の懸念はない。
この年次食品残留物質サーベイランス計画(FRSP)はMRLを超過しやすいニュージーランド産および輸入作物を対象にしている。MRLは農家が適正農業規範(GAP)を守っているかどうかを知るのに使われる。
今年はアスパラガス、ナス、フェイジョア、ホップ、レモン、オリーブ油、柿、カボチャ、春タマネギ、スイートコーン、タマリロ、クルミに焦点を絞った。検査対象農薬は352物質である。
第一四半期の結果は大変喜ばしいもので、問題があったのはタマリロの23検体のうち6つでデルタメトリンが基準値を超過していたのみである。検出された濃度は健康にリスクとはならない。
またオーガニックとして販売されていたフェイジョア37検体中6検体からからキャプタンやダイアジノンが検出されている。これらはMRL超過ではないがオーガニックには使えない。
詳細は以下から
http://www.foodsafety.govt.nz/science-risk/project-reports/food-composition/contaminants/frsp.htm